電気代が安くならない理由!
私たちの生活において電気は欠かせないものです。電気がなければ普段何気なく利用している便利な家電製品やスマホなどが利用できなくなります。
そんな生活に大切な電気の費用がどんどんと上がっています。
今回は電気代が安くならない理由とは、そして電力会社と個人の電気代の使い方、双方の視点にて解説します。
電気代は今後安くならない!?
政府の発表によると2023年1月から電力量1kWhあたり7円の値引きをしてくれると発表されました。
一般家庭であると月間260kWhあたりの使用量となるので月間1,820円程度の値引きとなる予定です。
しかし実際は2年前からすると値上げは実行された状態となります。
(要は値上げ額に対して値下げが少ない)
ここ2、3か月の電気代よりは安くなるので家計にはやさしくなることは期待できるでしょう。
電気代が安くならない理由「電力会社や国の取り組みが起因」
電気代が安くならない理由が電力会社や国の取り組みが起因している場合の理由を解説します。
電気代の値上げ
電気代の値下げは、なかなか再現されておらず値上げになる一方です。電気代の単価としては目立った上がり方をしていませんが、他の項目にて単価が上昇傾向なので次の項にて最も影響ある情報提供をします。
燃料費調整単価の値上げ
電気で発電している電気の約75%が火力発電となっており、火力発電の燃料はガス、石炭、石油、その他と言う順に使う量が多くなっています。
そして何よりもこの燃料の大部分は海外からの輸入に依存している為、現在の価格高騰の煽りを受け、値上げ傾向にあります。
2021年から2022年を比較しても単価で10円程度上がっているため月間260kWh使う家庭であれば、単純に2,600円も値上げが発生している計算となります。
再生可能エネルギー発電促進賦課金の負担
再生可能エネルギー発電促進賦課金とは太陽光発電、風力発電、地熱発電、水力発電といった再生可能エネルギー発電の普及を手助けするものです。
具体的な部分で言うと再生可能エネルギーの売電費用を国民で負担しましょうと言う内容となっています。
2022年5月から2023年4月までは3.45円/kWhに決定しているので月間264kWh使用する家庭であれば897円を負担していることとなります。
電気代が安くならない理由「消費の仕方」
電気代が安くならない理由は電力会社や国に原因だけにあるわけではありません。それぞれ解説していきます。
電気をよく使うライフスタイル
考え無しで電気をよく利用する家庭は電気代が下がり辛い状況となります。
誰もいない部屋にエアコンや照明をつけっぱなしにすると無駄な電気代を使用していることになります。
もちろん真夏に冷房、真冬に暖房を利用しないと命の危険が伴うので、あくまで無駄な電力を使用しないことを意識しましょう。
季節の変化
季節的に真冬、真夏のみ電気代が劇的に上がる家庭もあるでしょう。
近年の真冬、真夏は以上的な気温の変化があり、命の危険さえも考えられるため、無理せず、程よく対応できるようにしましょう。
電化製品に問題
電化製品が古いと同じエアコンでも消費電力が全く違います。エアコンを今か購入する場合は、できるかぎり省エネタイプを購入しましょう。
省エネ力の性能が高いものであれば、電気代を気にせず使用し続ける利点もあるためよく考えます。
電気代を安くするための解決策とは
電気代を安くするための解決策は大きく2つあります。
下記のリンク先にて詳しく解説します。
まとめ
今回は電気代が安くならない理由とは、そして電力会社と個人の電気代の使い方、双方の視点にて解説しました。
電気代は2023年1月より1kWhあたり7円安くなる政策がとられますが、燃料調整費が10円あたりまで上がっているので、結果として完全には充当しきれていないと判断できるでしょう。
そのような中で電気代を安くするには電力会社の見直し、電気代を使用しないようにする方法しかありません。
電気代を少しでも安くしたい方はぜひ参考にしてください。
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