電気代の計算方法とは!?計算方法がわかれば節約方法がわかる

省エネ

電気代の計算方法がわかれば節約方法がわかる

普段何気なく支払っている電気代ですが、どのように計算されて請求されているかご存知ですか?

電気代は意外と簡単に計算することができます。

自分である程度、電気代を計算することができれば、節約方法も見えてくる可能性があります。

今回は、電気代の計算方法を解説した上、考えられる節約方法も考えてみます。

ぜひ参考にしてください。

電気代のポイントは使用量と電気料金単価です。

内容は難しくないので、ザクっと目を通して何がポイントなのか理解しましょう!

電気代の計算方法とは

電気代の計算方法は下記のようにまとめられます。

消費電力(kW)×利用時間×電気料金単価(円/kWh)

それぞれ項目を解説します。

消費電力

電化製品を動かすのに必要な電力

単位はkW(キロワット)

利用時間

電化製品を利用する時間

単位は時間(30分の場合は0.5時間)

電気料金単価

1時間の電力量に対する電気料金の単価

単位はkWh(キロワットアワー)

電気料金単価は電力会社や利用する時間帯によって変わります。

計算例

例えば、一般家庭で一番利用料が多いと予想される冷蔵庫について検討してみます。

消費電力:350kWh(年間)

電気料金単価:27円/kWh

350kWh×27円/kWh=9,450円

つまり、年間9,450円の電気代が発生することになります。

電気代はこの電気料金に基本料金や再生エネルギー賦課金などが追加になります。

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電力会社の契約プランが電気代の計算に重要

電気代の考え方として電気代の単価もしくは電力使用量が多ければ多い程、電気代が跳ね上がります。

いかに電気代の価格もしくは電気使用量を抑えるかがポイントになるでしょう。

電気使用量削減のヒントとして季節ごとに使用量が多い電化製品を解説します。

消費電力が高い電化製品

まずは家庭で電気代の割合を多く占める電化製品を挙げます。

  1. 電気冷蔵庫
  2. 照明器具
  3. テレビ
  4. エアコン
  5. 電気便座

ランキングで見られるように常時使用している電化製品はトータルして電力使用量が増える傾向にあります。

夏場によく使う電化製品

夏場に一番使う電化製品は何といってもエアコンでしょう。

熱中症対策で一日中エアコンをつけっぱなしなんてことも当たり前になってきました。

また冷蔵庫に関しても冬場と違って外気の温度が高いため、冷却のために必要な電力量がアップします。

冬場によく使う電化製品

冬場に使う電化製品はエアコンやヒーターが挙げられるでしょう。

また電気カーペットや電気便座も電力量を多く使用する傾向にあるので注意です。

家庭の電気代を安くするポイント

電気代をいかに安くするか検討した場合、2つしか方法はありません。

  • 電気使用量を減らす
  • 電気料金単価を下げる

その2つの観点で電気代を下げる案を解説します。

電気使用量を減らして電気代を安くする方法

電気使用量を節約できればおのずと電気代を安くできます。

その方法として下記の案が挙げられます。

  • 電化製品を新しく省エネタイプのものに買い替える
  • 生活スタイルを見直す

電気料金単価を下げて電気代を安くする方法

電気料金単価を下げるには契約プランを変更するか契約会社を変えるしかありません。

また自分にあったライフスタイルが用意されている会社を選択すれば、さらに大きな効果を期待できます。

◆電気料金単価比較サービス

電気代を簡単に比較できるシミュレーションサイトがあり利用すると便利です。

ポイントとしては数社を比較できるので、一番安い電力会社が一目瞭然。

比較から申し込みまでWEBで完結できるのは便利です。

まとめ

今回は、電気代の計算方法を解説した上、考えられる節約方法も考えました。

内容をまとめます。

〇電気代の計算方法

消費電力(kW)×利用時間×電気料金単価(円/kWh)

〇電力会社の契約プランが電気代の計算に重要

◆消費電力が高い電化製品

  • 電気冷蔵庫
  • 照明器具
  • テレビ
  • エアコン
  • 電気便座

◆家庭の電気代を安くするポイント

  • 電気使用量を減らす
  • 電気料金単価を下げる

◆電気使用量を減らして電気代を安くする方法

  • 電化製品を新しく省エネタイプのものに買い替える
  • 生活スタイルを見直す

電気料金単価を下げて電気代を安くする方法

  • 契約プランを変更するか契約会社を変えるしかない

電気代を安くする方法としては、電気使用量か電気料金単価を減らすしかありません。

そこでいくつかの改善案を出すことができました。

自分の家庭にとって、どの改善策が効果的か、対策できそうなのかしっかりと検討する必要がありますよね。

参考:電気事業連合会

参考:経済産業省 資源エネルギー庁

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