太陽光発電はお得なのか!
電気代を安くする方法として太陽光発電が思い浮かびます。
実際、新築購入時には太陽光を検討する人が増えています。
それだけ太陽光の効果が高まっていることの証明にもなるでしょう。
しかし、本当に太陽光はお得なのか気になるところです。
今回は、太陽光発電で電気代は安くなるのか、本当にお得なのか解説していきます。
太陽光発電システムとは
太陽光発電とは、太陽の光を利用して電気を作る発電方法です。
具体的には「太陽電池」をたくさん集めた「ソーラーパネル」を利用して電気を作ります。
引用:太陽光発電協会
太陽光発電のメリット
太陽光発電はその名を通り電気を発電して家庭の電気として利用することができるシステムです。
たくさんのメリットがあるので一例を解説します。
電気代を安くできる
太陽光発電は太陽光を電気に変換し家庭用の電気として利用する、または電力会社に売れます。
家庭用の電気として利用すれば日中の電気代を0円にすることも可能でしょう。
災害時に安心
被災して停電になった際に太陽光発電を設置していれば安心です。
太陽光発電で電気を発電することができるので停電中でも安心して電気を使用することができるでしょう。
太陽光発電の注意点
太陽光発電を検討する際にはデメリット部分も把握していなければなりません。
太陽光発電の注意点を解説します。
初期費用が高い
太陽光発電は載せる量によりますが、単純に100万円はかかる高い買い物です。
設置費用が高いので慎重に検討する必要があるでしょう。
しかし、近年太陽光発電システムの能力が高まっていることを踏まえると十分10年程度で相殺できるようなレベルにまで達しています。
メンテナンスが発生する
太陽光発電は一度載せると、ずっと発電し続けるものではありません。
発電した電気を家庭用の電気に切り替えるパワーコンデショナーは一番メンテナンスが必要な部位となります。
15年に1回はメンテナンスが必要なので、その分の費用も検討の材料にしましょう。
固定価格買取制度(FIT制度)の期限
国が太陽光発電の援助のために固定価格買取制度を発足させました。
これは太陽光発電を設置してから10年間は電力を固定金額での買取を行ってくれると言う制度です。
つまり10年以降の買取価格は期待できないので、太陽光発電を検討する際は10年程度で相殺できるかどうかを指標にすると良いでしょう。
太陽光発電の収益は割に合うのか?
太陽光発電を検討する人が必ず気にするのは結局、収益は割に合うのか?ということです。
実際、太陽光発電は割に合うと言う情報を元に内容をもとに解説するので参考にしてください。
太陽光発電の相場
太陽光発電の相場はどれぐらいなのかと言うと、1kWあたり20~30万円あたりが相場となります。
例えば一般的な家庭で載せる量は5kW程度とすると100~150万円程度の費用が必要となるでしょう。
太陽光発電の収益を支える制度
太陽光発電を検討する際のポイントとなるのが固定価格買取制度(FIT制度)です。
10年間固定金額で電気を買取ってくれるシステムですが、この10年以内に初期投資費用を相殺できるシミュレーションを前提とすることをおすすめします。
発電量のシミュレーションは太陽光発電を販売する会社がしてくれます。
太陽光発電のシミュレーション
実際に太陽光発電の効果があるのかシミュレーションしてもらった内容を提示します。
◆条件
場所:大阪府
容量:5.445kW
年間:5,831kW(想定)
金額:5,831kW × 19円 = 110,789円
年間11万円程度の発電量が期待できると言う内容になります。
つまり太陽光発電が110万円以内で購入できるのであれば、メンテンナンス費を含んでもお得と考えられそうです。
まとめ
今回は、太陽光発電で電気代は安くなるのか、本当にお得なのか解説しました
内容を一度まとめます。
◆太陽光発電システムとは
太陽光発電とは、太陽の光を利用して電気を作る発電方法
◆太陽光発電のメリット
- 電気代を安くできる
- 災害時に安心
◆太陽光発電の注意点
- 初期費用が高い
- メンテナンスが発生する
- 固定価格買取制度(FIT制度)の期限
◆太陽光発電の収益は割に合うのか?
- 太陽光発電の相場は1kWあたり20~30万円あたりが相場
- 太陽光発電の収益を支える制度
太陽光発電の発電は初期費用を相殺できる期待値は十分あることがわかりました。
もちろん被災や天候などの影響でマイナスに転じる可能性があることはわすれてはいけません。
しかし、私たちの生活にとって欠かせない電気を太陽光で発電し、全てまかなうことができれば電気代に悩まされず生活することも可能でしょう。
太陽光発電に興味があれば、まずは太陽光について知識を深めるのも良いかもしれません。
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